Metro 2033の原作は、ロシアのベストセラー作家ディミトリ・グルホフスキー氏による同名小説で、荒廃した近未来を描いている。
2013年、地球は破滅的な出来事によって崩壊し、不毛の地と化した世界で、人類は絶滅の危機に瀕していた。モスクワで僅かに生き残った人々は、残りの世界が消滅した事を知っていて、地下鉄(Metro)の廃墟であるトンネル内で何とか生き延びていた。
20年後、地表は更に危険な場所となった。突然変異のミュータントたちが廃墟を徘徊し、都市の残骸を探索しようとする愚か者たちを襲撃していたのだ。だが、Metroの住人たちにとっては、そうした廃墟に出向かない限り、生き延びるのに必要な物資や銃弾などの道具は手に入らないのだ。